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知っておけばいざという時に安心!
ママ必見!子供の間で流行しがちな感染症についてご紹介します!
感染症カレンダーをチェックし、しっかりと予防しましょう!
ごろに流行する感染症
りんご病
主な病原体:ヒトパルウイルスB19
正式名は「伝染性紅斑」
最初は微熱・倦怠感などの風邪の症状があり、7〜10日後に両頬がりんごのように赤くなって、腕や太ももに発しんが出ます。
始めはプツプツとした発しんで、そのほかの発しんと合体して赤い網目状・レース状のような模様になります。
百日咳
主な病原体:百日咳菌
コンコンと咳き込んだ後、息を吸うときにヒューという笛の吹くような音が出るのが特徴です。
発熱することは少なく、咳が長く続きます。
生後3ヶ月未満の乳児の場合、呼吸ができなくなる発作や、肺炎、中耳炎などの合併症も起こりやすいです。
ごろに流行する感染症
プール熱
主な病原体:アデノウイルス
正式名は「咽頭結膜炎」
高熱、喉の腫れと結膜炎の症状が出ます。
プール遊びやタオルの共有で感染することが多いため、プール熱とも呼ばれています。
ヘルパンギーナ
主な病原体:コクサッキーウイルス
高熱が出て、喉の奥に赤いぶつぶつができます。
ぶつぶつは水ぶくれとなり、間もなく破れて潰瘍になり、痛みを伴います。
流行性角結膜炎
主な病原体:アデノウイルス
とても感染力が強く、俗に「流行り目」とも言われています。目が充血し、目やにが出ます。
片目で発症した後、もう片方の目に感染することがあります。
手足口病
主な病原体:コクサッキーウイルスA6、A16、EV71
発熱と喉の痛み、口の中や手足の先、おしり等に、水ぶくれ状の発しんができます。
口の中は痛みが伴うため、唾液が増えます。
マイコプラズマ肺炎
主な病原体:肺炎マイコプラズマ
咳、発熱、頭痛等、の風邪症状がゆっくり進行し、肺炎を引き起こします。
咳が徐々に激しくなり、数週間続くこともあります。
とびひ
主な病原体:黄色ブドウ球菌の場合が多い
正式名「伝染性膿痂疹」
かゆみのある水ぶくれやただれ、かさぶたが鼻の周りや手足など、体のどこにでもできる。
患部をかきむしったりすると、湿疹や虫刺されなどの傷を介して感染し、周りの皮膚に広がります。
ごろに流行する感染症
RSウイルス感染症
主な病原体:RSウイルス
発熱、鼻水、咳などの軽い風邪のような症状から重い肺炎まで、症状は様々です。
1歳以下で初めて感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重い症状を引き起こすことがあり、特に生後6ヶ月未満の乳児は重症化しやすいため、注意が必要です。
感染を繰り返す可能性がありますが、再感染・再々感染した場合は徐々に症状が軽くなります。
ノロウイルス感染症
主な病原体:ノロウイルス
感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎)の一種。
ノロウイルスに感染すると、突然の吐き気・嘔吐や激しい下痢などの胃腸炎を引き起こします。
脱水症状に注意が必要です。
ごろに流行する感染症
インフルエンザ
主な病原体:インフルエンザウイルス
突然の高熱・倦怠感・食欲不振・関節痛などの全身症状が現れ、頭痛・喉の痛み・鼻水・咳などの症状も伴います。
ロタウイルス感染症
主な病原体:アデノウイルス
感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎)の一種。
ロタウイルスに感染すると、嘔吐・下痢(白色便)・発熱・腹痛などの胃腸炎を起こします。
ほかの感染性胃腸炎よりも脱水の程度が重くなることが多く、痙攣がみられるなどにより、入院となることがしばしばあります。
5歳までの間にほぼ全ての子供が感染します。
溶連菌感染症
主な病原体:A群溶血性レンサ球菌
正式名「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」
突然の発熱と倦怠感、喉の痛み、扁桃腺の腫れが起こり、しばしば嘔吐を伴います。
全身に赤い小さな発しんが出たり、舌にいちごのようなぶつぶつが現れることがあります。
発疹が治まった後、指の皮がむけることがあります。
水ぼうそう
主な病原体:水痘帯状疱疹ウイルス
発しんや顔や頭部に出現し、やがて全身へと広がります。発しんは斑点状の赤い丘しんから始まり、水疱(水ぶくれ)となり、最後はかさぶたとなります。
数日に渡り、新しい発しんが次々と出現するので、各段階の発しんが混在するのが特徴です。
全ての発しんがかさぶたになれば、感染性がないものと考えられます。
で流行する感染症
麻疹(はしか)
主な病原体:麻疹ウイルス
感染力が極めて強く、最初は高熱、咳、鼻水、結膜充血、目やになどの症状が現れます。
発熱は一時期下がりますが、再び上昇し、口の中に白いぶつぶつが現れます。
その後、顔や頸部に発しんが出ます。
発しんは赤みが強く、やや盛り上がっており、徐々に発しん同士がくっつきます。
肺炎、中耳炎、熱性痙攣、脳炎等を合併することがあるため、注意が必要です。
B型肝炎
主な病原体:B型肝炎ウイルス(HBV)
全身の倦怠感、発熱・頭痛、吐き気、食欲不振、下痢、黄疸、尿が褐色になるなどの症状が出ます。
乳幼児期に感染した場合、多くの人は症状が出ないままキャリア(ウイルスが体内に住みついてしまう状態)となることが多いです。
思春期に肝炎を発症することがありますが、その中の約90%の人は症状が軽く治療も必要としません。
残りの約10%の人が慢性肝炎に移行し、肝硬変や肝がんになることがあります。
突発性発しん
主な病原体:HHV6型、7型
発症時期は生後6ヶ月から2歳になるまでによくみられます。3日間程度の高熱の後、熱が下がる頃に、お腹や背中を中心に赤い発しんが出て、顔や手足など全身に広がります。発しんにかゆみはなく、数日で消えてなくなります。
アタマジラミ症
主な病原体:アタマジラミ
卵は頭髪の根元の近くにあり、毛に固く付着して白く見えます。卵はフケと違い、指でつまんでも取れないのが特徴です。成虫は頭髪の根元近くで活動しています。
1〜2匹の幼虫や成虫が寄生し始めた段階ではほとんど痒みはなく、3〜4週間後に数が増えると、激しいかゆみに襲われます。頭髪に直接触れたり、体や頭をくっつけたりすることで感染します。
また寝具やタオル類の共有で感染することがあります。
結核
主な病原体:結核菌
咳、痰、発熱(微熱)などの風邪と似た症状が長く続くのが特徴です。
体重が減る、食欲がない、寝汗をかくなどの症状が出ることもあります。
子供の場合、結核菌が血液を介して全身に広がる粟粒結核や結核性髄膜炎になることもあり、結核性髄膜炎を併発すると、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、痙攣などが起こります。
風しん
主な病原体:風しんウイルス
発しんが顔や頸部に出現し、全身へと広がります。
発しん同士がくっつくことは少なく、約3日間で消えます。発熱やリンパ腺膨張を伴うことが多く、悪寒、倦怠感、眼球結膜充血等を伴うこともあります。
おたふく風邪
主な病原体:ムンプスウイルス
正式名「流行性耳下腺炎」
発熱と耳の下(耳下腺・顎下腺・舌下腺の唾液腺)の腫れ、痛みが起こります。
片方が腫れ、数日後に反対側が腫れる場合が多いです。
唾液の分泌により、痛みが増します。
水いぼ
主な病原体:伝染性軟属腫
発症時期は生後6ヶ月から2歳になるまでによくみられます。3日間程度の高熱の後、熱が下がる頃に、お腹や背中を中心に赤い発しんが出て、顔や手足など全身に広がります。発しんにかゆみはなく、数日で消えてなくなります。
体調が悪いと思ったら、お近くの病院へ!
「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)(2021年8月一部改訂)厚生労働省」
「感染諸王発生動向調査 週報グラフ 国立感染症研究所」
を参考にしています。
※本サイトの感染症カレンダー通りに必ずしも流行するとは限りません。
※子供の体調不良や症状が現れた際には、決して自己判断せずかかりつけの医師にご相談ください。
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